ちょうど一年程前、衰弱した小さな小さな黒猫が工房にやってきました。大きな目に長い耳。工房の片隅に専用の寝室とトイレをセットして。後は自由開放。とっても美猫でとっても甘えたでとってもやんちゃ姫で。ホントにホントに可愛い黒猫。高い棚の上から、膝の上から、ミシンの横から、この子に見守られながら靴作りを続けた1ヶ月。。。すっかり元気になったこの子は素敵な里親の元へと旅立ちました。
黒猫「うた」と2人での工房で作り続けていたのがこの靴。
この靴の名は[uta]さん。
私にとって、とっても思い出深い靴です。